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2007年09月 アーカイブ

2007年09月30日

心配無用の鶏の手羽

オーストラリアの獣医師、イアン・ビリングハーストは、犬たちの食事に「骨と生の食べものを!」という“BARF教”の教祖です。その教祖様は、生肉のうち8割は手羽がいいといっています。
手羽なら、新鮮なものを比較的入手しやく、手軽で、安価です。

必須アミノ酸が含まれてるとか、リンとカルシウムのバランスがいいとか、歯がきれいになるとか、実は、手羽は犬たちにとっていいことずくめなのです。

個人的には、食べてる時に骨を噛みくだくおいしそうな音が好きです。ほんとうにおいしそうな音がして、やっぱ犬たちには「肉付き骨」だよねと、実感します。

鶏の骨は危ないんじゃないの?という方もいますが、それは加熱した場合のこと。生の手羽の骨は柔らかいうえに、骨が皮に包まれてるので全然問題はありません。
ただし、最初のうちは食べ終わるまで監視した方がいいかも。
小型犬なら手羽先がいいかも知れません。

サルモネラ菌なども、健康な犬であればご心配は無用のようです。
管理人は当初、アップル・サイダー・ビネガーに浸して与えていましたが、最近はそのまま与えています。

人様用の新鮮な手羽が手に入ったら、ぜひワンちゃんにもお裾分けを…。

2007年09月28日

ワン芸その1

アニメ、実写にかかわらず、ワンの芸を集めます。
その第1弾です。©10hoho

2007年09月27日

オーストラリアン・ラブラドゥードルのサイズ

オーストラリアン・ラブラドゥードルには下記の通り3種類のサイズがあります。
プードルの標準と比べてみました。
(スタンダードはフラットコーテッド・レトリーバーも比較)

■スタンダード
体高:48.3cm〜55.9cm/体重:20kg〜50kg
(プードル:45cm〜60cm/16kg〜25kg)
(フラットの雌:56cm〜60cm/27kg〜32kg)

■ミディアム
体高:40.6cm〜48.3cm/体重:15kg〜18kg
(プードル:38cm〜45cm/8kg〜15kg)

■ミニチュア
体高:35.6cm〜40.6cm/体重:10kg〜15kg
(プードル:28cm〜38cm/6kg〜7kg)

トイやティーカップは、さすがにおりません。

体高は、首の付け根あたりにある「キ甲骨」から前足元まで垂直におろした長さのことです。プードルに比べてラブラドゥードルの方が一回り大きいという印象です。

スタンダードかミディアムか3週間悩んで、大きくならないスタンダードというわけの分からないリクエストをしました。理解してくれてるかどうか?
体重の上限に50kgなんて書いてあるもんで、ビビってしまって…。

友人ちの64kgのミックスは、カラーが黒なので、まるで熊。あまりの大きさに「女性自身」に載りました。

追伸 オーストラリアン・ラブラドゥードルのスタンダードって、小柄なフラットの雌くらいのサイズですかね。これにあの被毛ですから、かなりの存在感。

2007年09月26日

鴨首肉・通称鴨ネック

KamoNeckJPG.jpg

鴨首肉というタイトルですが、実際は鴨首骨です。さっき長さを測ったら20cm、重さを量ったら170gでした。

PJには3分の1にカットしたものを特大のコングに無理矢理つっこんで、毎日与えてましたが、コングから引きずり出す時に前歯を酷使するため歯並びが悪くなってきたのに気づき、コングはやめてカットしないで3日に1回、1本あげています。

PJはこの鴨ネック(たぶん軟骨)を、半分ほどバリバリと奥歯で噛み砕いたかと思うと、残りはほとんど噛まずに一気に飲み込むように食べてしまいます。鶏の手羽もそんな食べ方をします。それでもきちんと消化できる犬たちのおなかの構造ってどうなってんですかね? そのくせ草なんか食べたら消化しないで出てきたりして。人間とは消化酵素が違うとはいうものの、硬い骨がOKでやわらかい草はNG。何とも不思議。

ちなみにこの鴨は、バルバリー種というフランス鴨です。毎年1月に出荷するため、急速冷凍したものをこの時期にまとめて仕入れ、業者の冷凍庫に預けたものを小出しして与えています。

2007年09月25日

愛犬のことで今かかえている問題

Questionnaire.gif

われわれが自分たちのサイトで、開設以来(現時点で約1年)続けているリアルタイムアンケートというのがあります。
犬種、 愛犬の性別、愛犬の年齢、飼育環境、愛犬の入手先、愛犬飼育歴、現在の飼育頭数、愛犬に関する出費で多いもの、愛犬の食事にまつわるいろいろなことなどに、アンケート形式で答えてもらっています。

“愛犬の事で今かかえている問題”という設問もあって、現時点で1番の問題は「しつけ」です。
以下、2位「食事」、3位「他の犬との関係」、4位「愛犬の老後」、5位「留守番」、6位「愛犬の病気」、7位「ダイエット/愛犬の体重」、8位「健康管理」、9位「イタズラ」、10位「散歩」(以下略)…と続きます。

1位の「しつけ」に関しては、飼い主さんが群れ(犬も含めた家族)のリーダーになれるかどうかにかかっているという信念を貫き、問題犬の解決を専門にこなすジャン・フェネルというスペシャリストがいます。この人は、基本的に飼い主さんの方に問題があるとし、愛犬が自分をリーダーだと思い込むのをやめさせれば問題は解決するといいます。

こういった「支配性」は、犬の行動の原理と何ら関係がないと断言し、学習理論と行動科学に基づいたしつけ/トレーニングを提唱するのがジーン・ドナルドソンです。
「支配性の理論に基づいた的はずれのトレーニングをずるずると続けても、しつけられていないイヌを作り出すことにしかならない」と、ばっさり「群れの論理」を否定します。科学的な視点と合理性で貫く彼女の意見と実践方法は、小気味よくとても参考になります。

で、ほとほと困っているあなたに、「群れ」を信じるならジャン・フェネル著「犬のことばがきこえる」(ぶんか社文庫)がおすすめ。
「学習理論と行動科学」で、本格的なトレーニングに挑戦する場合はジーン・ドナルドソン著、「ザ・カルチャークラッシュ」(レッドハート刊)の一読を強くおすすめします。それぞれのコマンドごとに幼稚園レベルから大学レベルまでの練習方法が解説されています。

どちらの著作も犬たちに対する愛情に満ちあふれています。

2007年09月23日

愛犬専用せんべいとタマリンド

この8月20日に発売したばっかりのワンコのおかきとせんべいの詰め合わせ、“和風三昧”。出足はかなり好調です。
愛犬専用のお土産とはいえ妥協しないで、玄米ベースで100%ナチュラルの高品質な人用食材でつくってますから、分かる犬には分かるんです。

詰め合わせの中で人気なのが、丸いせんべい。ポチみやのロゴ・マークが印刷されてて、かわいいと評判です。ご当地版も限定ということでケッコー人気。

この印刷に使われているインキはタマリンドというマメ科の植物の果実。マメといっても高さ20m以上にもなる常緑高木らしいですけど。生食、調味料、加工品、ジュースなど、食品としていろんなところで活躍しています。

2007年09月22日

家族のワンコにもお土産を

管理人の会社、“ポチのおみやげ”は、その土地の名物や名所をワンコ用のクッキーにして販売しています。
飼い主が旅行に出かけてる間、ひたすら待ってる愛犬にもお土産を!というわけです。

犬たちに名所とか分かるの?という方もいますけど、全国の空港や観光地で、その土地のバージョンがおかげさまでそれなりに売れているところを見ると、そのうち分かってくれるかも…。

で、上の写真ですけど、京都のお土産です。
村田製作所の本社があるJR長岡京駅と、二条城の最寄り駅、山陰本線二条駅で販売してます。

右端は阿弥陀如来、あとは大体想像できますよね。でも、ちょっと左端は難しいかも。ヒント:屋根の上の金張りの鳳凰が有名

ここにアップしたクッキーは比較的というか、たいへん良くできてる方です。(これでも)
中にはクイズもどきのものもあって、まれに人間のお客様からお問い合わせいただくことも…。お買い上げの際は、ワンちゃんにあげる前にクイズの楽しみもあるということをお忘れなく。

盲導犬の適材適所

Ralf2.jpg

朝、散歩の途中で時々すれ違う盲導犬がいます。すれ違うといっても、こちらが裏道小道から2車線の幹線道路に出たとたん、向こう側を歩いてるのに出くわすパターンで、距離はそれなりにあります。
で、彼はわれわれを見つけるや道路の向こうからこっちに来ようとするので、ユーザーはとても困っている様子です。刺激しないように素早く遠ざかるのですが、こちらを振り向いてじっと見ています。

事故が起きてからでは遅いので、知り合いを通じて協会に連絡してもらいました。しばらくして、フォローアップ(補習?)した旨の報告がありました。でも前とさほど変わりません。
おとといは、ついに道路の向こうで立ち上がって「ワン」などと言ってました。小柄な女性のユーザーは、ハーネスを引っ張って何やら声をかけながら、やっと押さえている様子です。

PJはというと、バセンジーの血でも入っているのか、こんなときでもまったく吠えません。

■上の写真は、盲導犬の訓練は終了したけれどやや適性に欠けるということでキャリアチェンジして、プロモーション/盲導犬育成募金活動で活躍するイエローです。ハードスケジュールのためいつもお疲れのようですが、こんな模範的な先輩もいるわけで、問題のあるコは早めに第二の人生を歩んだ方がいいと思うよ。

2007年09月21日

ラブラドゥードルの申込書

ラトランド・マナーのビバリーから、オーストラリアン・ラブラドゥードルの申込書が届きました。
ビバリーは、オーストラリアン・ラブラドゥードルの共同創始者のひとりです。
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▲クリックすると少し大きくなります。

●どうしてこの犬種を選んだか?
●誰がいつからトレーニングするのか?
●トレーニングの経験はあるか?
●どこで寝かせるのか?それはなぜか?
●何を食べさせるつもりか?
 ちなみに、ラトランド・マナーおすすめのフードという答えはダメ。
●なぜそれを食べさせるのか?
●子犬は1日何時間一人で過ごすのか?
●1日にクレートに入れておく時間は?
●家族に犬が恐いとか子犬を望まない人がいないか?
とかの質問に答えます。

カラーのチョイスです。

でもその前に
●アレルギー体質か?というのがあって
全然、ちょっと、重症のどれかに◯を付けます。
●カラーは
Black、Silver、Cream/s、Caramel、Chocolate/Cafe、Gold、Apricot、True Redから選びます。
True Redは滅多にいないので時間がかかります、なんて書いてあります。
●性別。
●サイズ。
ラブラドゥードルは、基本的にラブとプードルのミックスなので、MINIATURE、MEDIUM、STANDARDの3タイプいます。
そして
●軽い抜け毛はOKか?にYes・Noで答えます。
最後に
●コートタイプはどれにしますか?
WOOL-CURLY FLEECEかWAVY FLEECEかに◯。
ここには“WOOL-CURLY FLEECE”は激しいアレルギーでも大丈夫という説明があります。

長くなるので、コートタイプのことは後日、ご報告。

とりあえずデポジット入れて、子犬リストもらうことにしました。

2007年09月20日

チョコラブの顔

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黒ラブとイエローは、いくつか顔のタイプがあって、ウチではペッパーに似てれば“ペッパー顔”、パブロフに似てれば“パブロフ顔”って呼んでて、黒ラブは大体このどちらかに(無理矢理)分類できます。
イエローも、名前はつけてないけれど、すごく聡明そうな顔のタイプと、見てるだけで楽しくなる顔のタイプと、もうひとつやや和風と言ったらいいのかそんなタイプの顔に分類できます。

でも、チョコラブは、なぜかみんな同じに見えます。みんな“PJ顔”です。
と、ここまで書いて思い出したけど、PJの母は“PJ顔”じゃなかったかも。

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■1番上の写真は、PJが5カ月で何でも破壊しまくってた頃。
■下の写真は、PJとその母。

チャイナフリー計画

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ポチのおみやげで使ってる原材料は、すべて人用の食材なわけですが、試しにチャイナフリーかどうかチェック!チェック!
結果、シニア犬用トリーツ3種にMade in China発見。クコの実、よもぎ、アガリクス。クコの実は“にんじんのボーロ”、よもぎは“よもぎスティック”、アガリクスはその名も“アガリクス”という製品に使ってました。
で、さっそく全部国産に変更って息巻いたものの、アガリクスはブラジル産になりそう…。クコの実は難航してて、最悪カット。

そうはいっても包材なんか、中国製じゃないとコスト的に合いません。

■写真は問題の“シニア犬MIX”。
 黄色い玉がにんじんのボーロ、緑の棒がよもぎ、木の葉型がアガリクス。

2007年09月19日

筆おろし

筆おろしって、こんな時の言葉ですか?とにかく一発目です。初体験です。
いわゆる新湘南バイパス状態です。チがサキに出る、なんてね。

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