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2007年10月 アーカイブ

2007年10月27日

「どら弁ポチ」と呼んでね「どら弁当ポチ」

きょうから茨城、埼玉、千葉、神奈川の高速のSA、PAでポチのおみやげ製の「どら弁当ポチ」の販売が始まった。
販売初日は、館山道 市原SA下り線で、ドッグランのオープニング・イベントを兼ねながらの販売となった。
ただ台風20号の影響で雨がひどくて、われわれが準備したしつけ教室なども規模縮小。台風には勝てない。

10月23日のエントリー「比内地鶏と愛犬用お弁当の中味」を見てくれた人はご承知と思うが、この弁当のメインディッシュはブランド鶏だ。

この伊達鶏のささみと野菜のスープ煮
玄米の食パン
ナチュラル高栄養素ふりかけ

以上が「どら弁当ポチ」の中味。
(弁当というからには主食用で、おやつではない。が、おやつのせんべいも、おまけに入っている。念のため)
これらを袋から取り出して、容器に入れると完成。(もちろんおやつは容器に入れちゃいけない。■上の写真)

で、愛犬家の方々にぜひお知らせしたい「どら弁当ポチ」の最大の特徴は、鶏肉をたっぷり使い、肉類、穀類、野菜類のバランスを成犬の食事として理想的な比率に仕上げたこと。
たっぷりというのは、スープを除いて肉の重量比が半分以上ということ。

●すべて人用の食材で作ってるとはいえ、犬の1食630円というのが、安いのか高いのか?
●「どら弁ポチ」と短縮して呼ばれるほど、ポピュラーになれるかどうか?
むずかしいところだ。

29日の「みのもんたの朝ズバッ!」「とくダネ!」で、「どら弁当ポチ」が紹介されることになった。
「とくダネ!」では小倉智昭さんかだれかが、実際に食べてみるそうだ。
だけど犬用だからね、うまくないと思うよ。当然、調味料なんて使ってないし。小倉さんが犬だったら絶対うまいって、言ってくれるんだけどね。

2007年10月24日

和食に合う地ぱん

「地ぱん」というパンがある。福島の銀嶺食品さんというところのパンだ。
最近は、プロントとかのグランドメニューにも載っているので、ご存知の方も多いと思う。

このパンは和食に合う。といっても並大抵の合い方ではない。和食に合うと言われ、想像するのは、ご飯の代わりかな程度だ。もちろんご飯の代わりにみそ汁といっしょに食べてもおいしい。(おいしかった)

びっくりするのは、このパンがみそ汁の具、天ぷら、あんかけ料理、煮込み料理の素材として使われたり、鍋料理のシメにうどんの代わりとして登場したりもすること(雑炊もOK)。もちろん煮崩れたりなんかしないし、むしろ煮込んだ方がおいしくなる。(今朝、昨日のシチューの残りに地ぱんを入れたものが出てきたので実感できた。)

福島に行った時に、茶碗蒸し、しゃぶしゃぶ、田楽をごちそうになったが、まったく違和感がなく、なぜかホッとする味わいなのだ。この時は、牛しゃぶを食べながら、同時に地ぱんをお湯/スープにくぐらせ、胡麻ダレやポン酢でいただいた。
田楽は、ご当地の会津みそを付けて串に刺して地ぱんを焼いたもの。この歯ごたえがたまらない。

和食以外にも、洋食、中華などいろいろレシピがあるとのこと。

昔からある日本の伝統的な原材料を使った、日本人のためのパン、地ぱん。
巷にあふれるパンとは根本的に思想が違う、われわれの食のスタイルを変えるほどのポテンシャルを秘めた異次元のパンだ。

いま思い出したけど、ワインを練り込んで焼いた地ぱんも超人気らしい。

■写真、左から、そば粉のパン、8種の雑穀パン・穀福、もち麦パン。この他にも国産小麦と玄米を使ったパンやアミノ酸の美容パンなど、いろいろある。

2007年10月23日

愛犬専用の玄米パン

苦節1年半。(笑) 犬たちのための玄米パンが完成した。
プロトタイプは、この夏ごろに出来ていたのだが、賞味期限が短かく、販売的にはやや難があった。
(今度は6カ月以上もつ)

このパンの主原料は国内産玄米粉で、パン用酵母を使用しながら塩や砂糖を使わずに焼き上げた画期的なパンとなった。というのも、小麦、塩、砂糖を使わずにパンをコントロールするというのは至難の業なのだ。

米に比べ、玄米は炭水化物やカロリーが少なく、主にビタミンB、ミネラル、食物繊維が豊富で、栄養バランスに優れているが、不足成分もあるので、このパンにはやぎミルク(ゴートミルク)や卵殻などを加えている。

手作り食の際に、肉や野菜といっしょにこのパンを加えるだけで、愛犬に喜ばれるフードが出来あがる。ただし、愛犬用弁当のように1食分の商品/食事として販売する場合は、フィチン酸を考慮しミネラル補給のために“ふりかけ”を添付している。

比内地鶏と愛犬用お弁当の中味

比内地鶏の周辺がにぎやかだ。
偽装された鶏が「比内地鶏」で、偽装した会社の名前が「比内鶏」と、ちょっとややこしい。比内地鶏は日本三大美味鶏で、高いがうまい。比内鶏は天然記念物なので食べられない。

で、地鶏と単なる鶏との違いはというと、指定在来種の血が半分以上で、飼育期間80日以上が地鶏。それ以下だと地鶏とは言わない(言えない)。さらに、一坪何羽以下で飼えとか、地面で飼えとか、JASが規定している。

ブランド鶏というのもいる。これは地鶏に近い飼育環境/条件だが、ほんの少し及ばないというのが多い。うまさで言えば、地鶏といい勝負をする鶏もいる。

このブランド鶏のささみと野菜をスープ煮にしてメインディッシュにした、愛犬用のお弁当を開発中だ。
地鶏やブランド鶏は、人気が高く、安定して確保するのがむずかしい。さらに世界的な鶏不足、猛暑、水害などが重なって、まとまった量を確保するのはいまや至難の業だ。

たかだか犬たちのために、どうしてそんなにこだわるのかという肉屋さんもいるが、全期間において抗生物質の添加のない飼料を与えて飼育するなど、安全、安心だからだ。トレーサビリティだってオッケーだ。

普段「肉副産物」とやらを原材料にしたフードを食べ続けている犬たちに、ぜひ食べてもらいたい、おいしいお弁当なので期待してほしい。

■写真は、比内地鶏。ブロイラーと違い、平飼いだからストレスも少ない。
だから病気にもなりにくい、したがって抗生物質もいらない。

2007年10月19日

クリッカー・トレーニングに対する誤解

このところクリッカーづいているので、またまたクリッカーのこと。

クリッカーを使ったトレーニングは、犬と人とのコミュニケーションに最高のツールだと、少し感動している。ほんとうはとても奥が深いんだと思うけど、5〜6分の短いセッションを1日に何回か行うだけなので、はじめはすごく気軽に始められるのもいい。

スタート3日めくらいで、スワレ→フセ→タテを繰り返すプッシュアップなどというのが、できてしまうからすごい。

実はちょっと誤解していたことがあって、始めたら最後、永久にクリッカーをポケットに 忍ばせて持ち歩き、鳴らし続けなきゃいけないのかと思っていた。
でも、クリッカーというのは動作を習得させるための手段で、いったん理解させたあとはクリッカーの代わりに言葉を使い、ごほうびの代わりに言葉をかけてなでてやるだけなんだということが今ごろ分かった。

ある程度の動作を覚えたら、一回ごとにクリッカーを鳴らす必要は全然なく、新しいことを教える時にまた使えばいいのだ。これなら問題はない。
すでに訓練が入っている犬たちは少しややこしいらしいけど、PJはまったくオッケーだ。

■写真:5ミリ厚くらいにスライスしてもらった鶏の胸肉をジャーキーにした。
仕上がりが1〜1.5ミリ厚くらいにしかならないので、この次はもっと厚くなるように作ろうと思う。

2007年10月15日

クリッカーのごほうび/牛レバージャーキー

ジャーキーの製造第2弾。本日は牛レバー。

きのうのビーフジャーキーは、約18時間の乾燥。今回の牛レバーは半生を狙ったので13時間の乾燥。
表面がカラカラで内部が半生の、べとつかず手が汚れないジャーキーに仕上がった。

ビーフジャーキーより食いつきもよく、屋外のヒールのセッションではこちらに注意を払いながら楽しそうに歩いてくれる。
完成度も高く、乾燥重量100グラムあたり250円の材料費なので申し分なし。

ただし、製造中のにおいがかなりきついのが欠点。
もうひとつ。水分含有率が高いので、保存は冷蔵。(ウ〜ン)

2007年10月14日

クリッカー・トレーニングのごほうび作り

遅まきながら、PJのクリッカー・トレーニングを始めることにしました。

クリッカーの家元、カレン・プライア女史によれば、16歳からでも始められるとのこと。
でも成犬より子犬の方が覚えが早く、子犬を迎えたその日からでも始められるんだとか。

準備するもの、クリッカーとごほうびとイヌ。
ごほうびは20個くらい食べても満腹にならないもの。最初のころは市販のおやつはNG。ソーセージ、鶏肉の残り、チーズなど、おいしいものを豆粒大にカットがおすすめ。

トレーニング開始当初は、やぎミルク(ゴートミルク)のいっぱい入ったボーロ風のおやつを作ってもらって与えてみたものの、1日に50〜60個も口にするので5日も続けたら300個!これではさすがにマズい。
というわけで、ジャーキーをいろいろ作って与えることにして、手始めにビーフジャーキー作り。明日は牛のレバー、来週は鶏レバーと鶏ささみ、鶏胸肉、馬のすね肉などに挑戦予定。
理想は半生ジャーキー。でもポケットにじかに入れられないし、乾いてないので手も汚れる。この辺の克服が課題。

肝心の練習の成果は、室内で基本4種類はOK。でも環境が変わるとややダメ。
ジーン・ドナルドソン言うところの「幼稚園レベル」。
ま、あせらずじっくり続けることにします。

■写真左と右上:製造開始後4時間くらいのビーフ(これは肩肉)。
■右の下の写真:ジャーキーやらドライフルーツやらを作るマシンの下部。
(写真はクリックで拡大します)

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