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2007年11月 アーカイブ

2007年11月28日

肉の味を知らないイヌたち



生まれてからこのかた、肉なんか食べたことのないイヌたちがいるかもしれないと思ったのは、こんなことがあったからだ。

知り合いの女性が家族の夕食に準備していたユッケを、愛犬が平らげてしまった。
彼女いわく、「生肉なんか食べて大丈夫なんでしょうか?」
 
話しを聞いてみたら、生肉はおろかドッグフード以外の食事は与えたことがないという。(う〜ん)

たしかにポチのおみやげの愛犬の食事に関するアンケートなんかでも、
約42%の飼い主が「ほとんど市販のドッグフード」だ。

いらぬお世話かもしれないが、
2番目の多数派である約30%の飼い主のように、時々「市販ドッグフード7~8割プラストッピング」
くらいのことはしていただけないだろうか?

市販のドッグフードは総合栄養食とかで、生涯これだけで大丈夫とお考えの飼い主が上記のように大多数を占める。
果たして、AAFCO(米国飼料検査官協会)のイヌの栄養要求量の基準を数値的に満たしていれば、それだけで良いんだろうか?

生食で食物酵素を摂ろう!などと声高にさけぶつもりはないけれど、せめてオオカミの子孫であるイヌたちに、時々、肉と名前のつくものを食べさせても罰は当たらないと思うよ。

■写真/馬のすね肉。撮影時は少しパーシャルだった。あとほんの少しで食べごろになる。

2007年11月24日

全食物の父・アルファルファ

知らなかったけど、アルファルファというのは、古代エジプトでは「全食物の父」として崇めたてまつられていたんだとか。

期待される健康面での効能には
1) 血液浄化・強壮
2) 体内浄化・脱臭
3) 消化促進・腸内浄化
4) 便秘改善・ダイエット
5) 尿酸中和
6) 利尿促進
7) 食欲増進
がうたわれており、頼もしいかぎりだ。

たしかに栄養素が豊富で、
多量のタンパク質のほか、微量ミネラル、ビタミンA、B1、B12、C、D、E、Kを含み、食物繊維、葉緑素もいっぱいだ。
イヌたちの関節炎に効くというのは、よく知られているところだ。シニア犬のサプリメントとしても良い。なにやら抗ガン作用のある物質も含まれてるそうで、良いことずくめなのだ。

ただ、何でもそうだけど摂りすぎは禁物で、多量のビタミンKが、ハインツ小体性貧血症を引き起こす可能性があるそうだ。くれぐれもご用心!

われわれがクッキーはもちろん、高速SAのどら弁ポチ、Wired Cafe等に置かせていただいてるPochi's Box Lunchといったイヌたちの弁当に付属するふりかけに使っているアルファルファの若葉の粉末は、オーストラリア産でオーガニック認定されたものだ。

独特の青臭さというか干し草のにおいがするので、イヌたちの反応を心配したけれど、まったく問題なし。中にはこのにおいにヨダレを流すモニター犬もいたくらいだ。

豊富な栄養素の相互作用で、精神的な活力まで期待できるとか。
さすが「全食物の父」だ。

2007年11月18日

フランス鴨の一日

いつもは1月ごろなのが、今シーズンはもう連絡があって、鴨ネックの第1弾を引き取りに行ってきた。

PJの好きなこの鴨ネックは、フランス鴨の首の部分で、カモ首またはカモつると言う人もいる。冷凍しておいたものを解凍して、生で食べさせる。

比較するものがないので分かりづらいが、フランス鴨の大きさは合鴨の2倍ほどある。(上の写真)
ホルスタインのような白黒パターンとかグレーとかもいたらしいが、ここの飼育場では今、ほとんどが白だ。目は淡いブルーで、唯一フランスっぽい?ところ。
鼻のコブが目立つのがオスで、メスより少し大きい。お互いに商品(カモ肉)を傷つけないように上のくちばしはヒヨコのころ、先端でカットされる。

トウモロコシのバイオエタノールへの需要転換や国際的な干魃の影響で、フランス鴨経営も採算が合わなくなってきたんだとか。実にボーダレスな話だ。

12月下旬の再訪を約束してカモたちに別れを告げた。そういえば、われわれの見学中、彼らは終始無言だった。フランス鴨は余程のことがない限り鳴かないのだろうか。聞きそびれた。

預けている冷凍倉庫で新旧入れ替えて、出庫した古い鴨ネックを黒ラブ飼いの友人2人に届け終えるころには、日もとっぷり暮れて一日がかりの仕事が終了した。

2007年11月16日

どら弁ポチの超リアルなサンプル

イワサキ・ビーアイという会社がある。
本物そっくりの食品サンプル/レプリカのトップメーカーだ。
レストランの店頭にあるサンプルケースの中の超リアルなメニュー、あれを作っている会社だ。

で、どら弁ポチの「盛りつけ例」が見たいというリクエストにお応えして、サンプルを置くことにした。
上の写真がそのイワサキ・ビーアイ製のサンプルの試作品と実際のどら弁ポチだが、どっちがどっちだか分かります?

ささみや玄米パンの雰囲気、野菜スープの表現、本物より本物っぽい。欲をいえば、ふりかけのオーストラリア産の有機アルファルファのリアリティがイマイチ。実際は粉末なのだが、パセリのみじん切りのように見える。これも目を凝らして、重箱のスミ、もとい、弁当のスミを突っつくようにして見ないと分からない程度だが。
(右の丸い写真がサンプルの拡大写真だ。話しがややこしくなるけれど、この拡大写真をクリックするとその拡大写真を見ることが出来る。)

というわけで、どっちがどっちかというと、右側の弁当が本物だ。
シリコン製のスープなんか、くどいけど、本物以上のシズル感だ。

PJの反応。
目の前に差し出したら、一通り鼻でチェックしたあと、バカにしないでよ!という態度でそっぽを向いてしまった。

2007年11月02日

続どら弁当ポチ・愛犬用弁当の名称

「どら弁当ポチ」の売れ行きが絶好調だ。

Google Analyticsによると、ポチみやのサイトのきょう現在の「どら弁当ポチ」関係の検索キーワードのランキングは、下記のとおりだ。

1) どら弁、2) どら弁ポチ、3) 犬弁当、4) どら弁当、5) どら弁当ポチ、6) 犬の弁当、7) どら弁 ポチ、8) 犬 お弁当、9) 犬のお弁当、10) どら弁当 ポチ、11) 大栄pa、12) いぬ弁当、13) ドラ弁ポチ、14) ポチのおみやげ sa、15) ポチのおみやげ 弁当、16) ポチのおみやげ 犬弁当、17) ポチの弁当、18) 愛犬用 弁当。

ブランド名や社名で「ポチ弁」を検索した人もいるはずだから、このランキングのどこかに「ポチのおみやげ」、「ポチみや」というキーワードもランクインするはずだ。

ちなみに、「ポチ弁」という商標も登録申請したはずだが、こんな風に呼んでくれる人は一人もいないのかな〜。

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