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フランス鴨の一日

いつもは1月ごろなのが、今シーズンはもう連絡があって、鴨ネックの第1弾を引き取りに行ってきた。

PJの好きなこの鴨ネックは、フランス鴨の首の部分で、カモ首またはカモつると言う人もいる。冷凍しておいたものを解凍して、生で食べさせる。

比較するものがないので分かりづらいが、フランス鴨の大きさは合鴨の2倍ほどある。(上の写真)
ホルスタインのような白黒パターンとかグレーとかもいたらしいが、ここの飼育場では今、ほとんどが白だ。目は淡いブルーで、唯一フランスっぽい?ところ。
鼻のコブが目立つのがオスで、メスより少し大きい。お互いに商品(カモ肉)を傷つけないように上のくちばしはヒヨコのころ、先端でカットされる。

トウモロコシのバイオエタノールへの需要転換や国際的な干魃の影響で、フランス鴨経営も採算が合わなくなってきたんだとか。実にボーダレスな話だ。

12月下旬の再訪を約束してカモたちに別れを告げた。そういえば、われわれの見学中、彼らは終始無言だった。フランス鴨は余程のことがない限り鳴かないのだろうか。聞きそびれた。

預けている冷凍倉庫で新旧入れ替えて、出庫した古い鴨ネックを黒ラブ飼いの友人2人に届け終えるころには、日もとっぷり暮れて一日がかりの仕事が終了した。

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2007年11月18日 18:00に投稿されたエントリーのページです。

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