PJ: パセリが来て、何となく待遇が悪くなったような気がするんだけど、
気のせいかな?
パパ: そんなことはないさ。
PJ: じゃ、休日には必ず連れてってくれる、海とか川、どうして行かないの?
パパ: パセリが小ちゃくて、まだ行けないからだよ。
PJ: やっぱ、パセリのせいじゃん。
パパ: お前の小さなころには、シャギーとかがそうやって我慢したんだ。
それより、もっとパセリの面倒見たらどうなんだ。
PJ: そうくるかと思ったよ。でもなんかウザイんだ。
ちょっと優しくしようと思うと、ギャアギャア鳴きわめくしさ。
パパ: そこんとこ、うまく指導してやればいいじゃないか。
PJ: まだチビだから、こっちの言うことが通じないんだ。
パパ: そうでもないよ。スワレ、フセ、タテ、ロールオーバーだって、
ちゃんとできるのに。
PJ: そんなもん、レバージャーキーで誘導すれば、だれだってやるよ。
パパ: そうかな?お前は小さいころ、あまりできなかったぞ。
PJ: そういうの、人間の世界でエコヒイキって言うんじゃないの?
パパ: お前、なんかスネてないか?
PJ: パセリばっかチヤホヤすると、スネたくもなるってば。
パパ: うーん困ったな。じゃ、結局、どうすればいいわけ?
PJ: 言ってもいい?
パパ: どうぞ。
PJ: 早く、ゴハンくれない?
パパ: あれっ、きょう半断食で、晩ゴハン抜きだって、忘れたの?
PJ: ギョッ!