PJ: で、どうだったシャンプー?
パセリ: 耳にいっぱい水が入ってびっくりしました。
PJ: 大丈夫、大丈夫。
パセリ: ホント?
PJ: 泳いだ後とおんなじで、ブルブルしたら耳の中の
水が出てくるし、ドライヤーで中まできちんと
乾かしてもらえるから、ぜんぜん問題ないよ。
パセリ: よかった。
どうなるかと思いました。
PJ: 最初はね、心配だよね。
でも次は、硫黄の入った薬用シャンプーで
耳の中まで洗うことになると思うよ。
パセリ: PJさんはしないんですか、シャンプー?
PJ: パセリだけみたい。
パセリ: どうして?
PJ: 家族のだれかが我慢できなくなるまでしない、
というのがウチの方針らしいからさ。
パセリ: じゃどうしてパセリは、きょうしたの?
PJ: してみたかったんだと思うよ。
パセリ: ふーん。
PJ: でも、別人みたいだよね。
パセリ: 鏡を見たら、怪しいヤツがいて
吠えてしまいました。
PJ: パセリって、小林さんみたいな顔だったんだ。
パセリ: だれですか、その人。
PJ: パパのお仕事関係。
パセリ: PJさんも、最近優しい顔つきになってきたって
会社のキクチさんが言ってました。
PJ: パセリの面倒、よく見てるからかな?
パセリ: おなじ精神年齢のように、遊べるからだそうです。
PJ: ………。