イヌたちを河川敷へ連れて行くのが朝の日課だ。
PJはボール投げ、パセリは“ツイテコイ”やリコールで遊ぶ。
急にパセリのレスポンスが悪くなったと思うと、決まって足に2〜3個ひっつき虫が付いている。
被毛の奥深くめりこんでひっ付いていることが多いので、まずは探すのに一苦労だ。
やっと見つけて取り外そうにも、がっちりからんで簡単には外せない。
最近、外し方のコツが分かった。
ひっつき虫を手で押さえながら、からんだ毛を別の手で毛の根元の方向へと引き抜く。
この作業を根気よくくり返す。
ひっつき虫本体を引っぱっると事態が悪化する。
よく見るとトゲの先端がかぎ状に曲がっている。
動物に付着して種子をあちこちに散布するための仕掛けだ。
パセリに付着したと思われる周辺は、一帯が芝生でそれらしい背丈の草木は見当たらない。帰りがけに川岸のあたりに目をやるとそこいら中がひっつき虫の大群生。
パセリがくっ付けた場所から300mはある。ということは、すでにだれかに付着して散布された実が、再度くっ付いたということか。
PS. フラットがいた頃も同じような被害にあっていたと思うのだが、長毛とはいえパセリの極細シルクのような被毛とは違ってそんなに柔な感じがしなかったせいか、無理矢理ひっぱって外していたような気がする。
いま思うとちょっと気の毒なことをしていたかも。