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2009年04月 アーカイブ

2009年04月14日

【ポチの鶏めし弁当リゾット風】
西日本高速道路のSA・PAで販売開始

4月20日から、ポチみやでは西日本高速道路
SA、PAで【ポチの鶏めし弁当リゾット風】を
発売する。

50g2パック入りと100g1パック入りの2タイプで、
いずれもふりかけとおやつ付きで600円(税込)。

東日本高速道路【どら弁当ポチ】に続く
愛犬専用弁当の第2弾で、飼い主さんといっしょに
旅行するワンちゃんをターゲットに想定している。

キャッチコピーは、
「鶏肉たっぷり!こだわりの愛犬弁当」。

チキンスープを除いた重量比で、
肉類約60%、
野菜約20%、
穀類約20%の
バランスに仕上げた。

国産の鶏ささみとレバー、
ニンジンやパプリカ、サツマイモなどの新鮮な野菜、
押し麦、玄米、オートミールなど、
イヌたちの食事に適した人用の食材だけを使って、
消化不良を起こさないように念には念を入れたので、
お出かけの際の主食やおかずとしておすすめだ。

メーカーとしては、あらゆる犬種においしく
食べてもらいたいが、肉のサイズはどうしても
超小型犬に合わせざるをえない。

ということで、鶏肉のボリュームを保ちつつ、
トイタイプでも支障なく食べられる肉のサイズの
割り出しに、実は時間をかけていたりする。

また、硬い玄米や押し麦のカタチを崩さずに
中の芯まで柔らかくすること、逆に超ソフトな
オートミールの形状が崩れないようにすることなど、
鶏めしの、“めし”の表現にもこだわった。

一般的に鶏肉がメインだと低カロリーになるけれど、
付属のふりかけでカロリーをアップできるよう配慮した。

ふりかけは、お好みで使えるようにちょっと多めに
入れてある。

また、地域により、
但馬牛入り、
近江牛入り、
瀬戸内海産じゃこ入りの、
3種類のふりかけを用意した。

むろんポチみやのポリシーは厳守で、
前述の通り原材料はすべて人用のもの。
着色料、保存料や、塩、砂糖などの調味料は
一切使っていない。

今回も、多数のモニターさんから貴重なご意見や
アドバイスをいただき、完成度を高めることができた。

突然、プロトタイプの弁当を送りつけられて、
あれやこれやの質問にお答えいただいたモニターさんには、
ほんとうに毎度のことながら感謝、感謝。

この場を借りて、あらためてお礼申し上げます。

PS. 今年の夏までに、西日本高速道路のSA・PA
  数十カ所で販売予定だ。

▲スタッフ犬パセリも、心からお礼を申し上げます。
 モニターさん、ありがとうございました。

2009年04月03日

マーリーは世界一おバカなイヌではなかった

ラブラドールレスキューというNPOがある。

厳しい訓練を積んだ盲導犬を見て、ラブは生まれつき頭がよくて
従順だからと勘違いして飼ってはみたけれど、あまりのギャップに
見放されてしまったラブの、レスキューを専門に行っている組織だ。

販売時期を逸したからとか、繁殖能力がなくなったからと、保健所や
動物管理センターに純血犬を持ち込む、悪質なペットショップや
ブリーダーと同レベルの身勝手な飼い主に、自分が描いてたイメージと
違うとの理由で捨てられたラブの救出をしている。

IMG_0705_2-thumb.jpg

子ども時代のラブは想像以上にやんちゃだし、大人になっても
結構がんこなところがあって、こちらの思うように振る舞って
くれないこともある。

でも、ラブといっしょに暮らしている人たちというのは、そんな
ラブに振り回される毎日が楽しいし、素敵だと思っているはずだ。

ラブに限らず、イヌと暮らすということは、お互いの生活が
豊かになるという喜びにあふれている。


世界一おバカなイヌという触れ込みの、【マーリー】を観た。

【プラダを着た悪魔】の監督なので、ちょっと期待したけど…

マーリーは、ほとんど矯正不可能な問題行動、たとえば人を咬んだりする
ような攻撃性はなく、日常のトラブルを映画チックに表現してるだけで、
それほどおバカなラブではないと断言できる。

飼い主がイヌに関してやや準備不足だったのかなと思う。

それでも、“愛犬と家族との絆を描いた感動の物語”には間違いないし、
これからラブを飼おうと考えてる人には、ぜひ観ていただきたい映画だ。

家中の家具を傷だらけにされても、カフェでテーブルをひっくり
返されても、雷にパニクって網戸を破られても、ドッグビーチで
粗相しても、それでもラブが飼いたいと思えるならば、資格十分だ。

マーリーの飼い主は、2回めの胃捻転を発症した13歳の時に
安楽死を決断。
安楽死をチョイスしたからって愛情が目減りするとは思わないが、
なんかイージー。

日本人とアメリカ人の安楽死に対する感覚の違いを感じる。


資料1.
アメリカの動物保護協会によると、動物保護施設が年間保護する
600万頭〜800万頭のペットのうち半数が安楽死させられているとの
データがある。

また別のデータによるとアメリカの安楽死数の推移は下記の通り
 1998年 1700万〜2000万
 2000年 700万〜1000万
 2003年 400万〜 500万

資料2.

スティーブン・ブディアンスキー著【犬の科学】
によると、
アメリカでは1年に1500万頭のイヌが収容所に送られるか、獣医師に
よって安楽死させられる。

これは全飼育頭数の四分の一。
1900年代後半の統計らしい。それにしても1500万頭!

資料3.
日本の2006年度の引取り動物(犬)の殺処分数は約11万頭。
(ねこも入れると約34万頭。)
ただし、この数字に獣医での安楽死の数は入っていない。

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