
PJ: パセリの犬種のオーストラリアン・ラブラドゥードルて何なんだ?
パセリ: PJさんと同じラブラドール・レトリーバーと、プードルのミックス
って言われてるけど、それは単なるラブラドゥードルなんだって。
PJ: ふーん、パセリは単なるラブラドゥードルじゃないんだ。
パセリ: オーストラリアン・ラブラドゥードルって、人間をサポートする
という目的が最初からあって、計画的に作られたイヌだって
ビバリーさんは言ってたよ。
PJ: じゃあ、流行の1代ミックスの“なんちゃって犬”とは、
違うってことかい?
パセリ: そうだよ。
ラブとプードルの他に、アイリッシュ・ウォーター・スパニエル、
コッカー・スパニエル(イングリッシュとアメリカン両方)、
ソフトコーテッド・ウィートン・テリアの血が入ってるらしいよ。
PJ: そんなややこしいこと、なんでしたんだ?
パセリ: さっきも言ったけど、人間をサポートするために、毛が抜けにくくて、
犬アレルギーの人でも大丈夫なようにするためだよ。
PJ: サイズが3種類あるのも、そのことと関係あるのかい?
パセリ: よく分かんないけど、たぶんそうだよ。
パセリは、ミディアムだけどね。
PJ: じゃあ、大人になったら、どのくらいの大きさになるんだ?
パセリ: たぶんPJさんより、少し小さいくらいかな?

PJ: カラーはどうなんだ?最初チョコって噂だったのに、血統書を見て
Choc/cafeって書いてあるんで、パパとママは悩んでたぞ。
パセリ: パセリにも分かんないんだ。
カフェだったら、毛色がちゃんと出るまで3年はかかるらしいし…。
PJ: ずいぶんややこしいんだな。
パセリ: 被毛とかもいろいろあるけど、ややこしいから言わない。
PJ: せっかくここまでしゃべったんだから、言えよ。
パセリ: うん。被毛は、フリースコート、ウールコート、フラットコートの
3タイプあるんだ。
そのフリースコートには、さらにウェービーとカーリーの2つあって、
その……
PJ: はい、はい。もういいって。
パセリ: PJさんとのいちばんの違いは、シングルコートだから
毛が抜けにくいんだ。
PJ: へー、そりゃいいね。
この抜け毛には、さすがに自分でもうんざりなんだ。
パセリ: ただ、気質は祖先のラブラドールさんの、いいとことって、
従順で穏やかです。
PJ: さすが、ラブだね。
パセリ: PJさんが、従順で穏やかかどうかは別だけど。
PJ: 言うねー。じゃあ、パセリのことでママたちが心配してたこと、
言ってあげようか?
パセリ: どうじょ。
PJ: ラトランド・マナーからの手紙に書いてあったことだよ。
オーストラリアン・ラブラドゥードルは、
早めのトレーニングが基本です。
非常に賢く、学習するのも早いが、注意しないと、
して欲しくないことまで、すぐ学習してしまいます。
早めにトレーニングをしないと、魅力的な素晴らしい赤ちゃんが、
行儀の悪い腕白小僧に成長するのを見ることになるでしょう、
だって。
パセリ: なんだ、そんなことか。PJさんは、もしかして、
早めのトレーニング、してもらってないんだ。
PJ: ギョッ!