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ラブラドゥードル アーカイブ

2010年05月27日

オーストラリアン・ラブラドゥードルの
お問い合わせにお答えします

最近、オーストラリアン・ラブラドゥードルの入手先/方法等についてのお問い合わせが多くなりましたので、まとめてみました。

ポチみやの社員犬、オーストラリアン・ラブラドゥードルのパセリは、下記のラトランド・マナーから、下の写真のラーラと一緒に日本にやってきました。


http://www.rutlandmanor.com/



▲3 months old 検疫 左:ラーラ 右:パセリ

▲3 months old 

▲4 months old 右:PJ

▲4 months old

▲6.5 months old


ラトランド・マナー犬舎は、ティガン・パークとともに、オーストラリアン・ラブラドゥードルの共同ファウンダーです。
犬舎主のBeverley Mannersは、ブリーディング&リサーチセンターを設立し、約20年前に人を助けるために作出された、この犬種の普及と研究に情熱を注いでいます。

サイトをご覧になれば、スタッフ共々、オーストラリアン・ラブラドゥードルのために寝食を忘れて没頭している様子が伝わるかと思います。

信頼に足るブリーダーかどうかは、パピーがすべてトーイングトラクターのトレーニングを行うという事実からも判断できます。

到着までの顛末は、下記ブログのラブラドゥードルのカテゴリーの前半部分に記載しています。


http://111ch.com/cat4/


パピーを申し込むための最初の手続きは、下記あてにメールを送ることから始まります。


privatebox@rutlandmanor.com


するとすぐ申し込み用紙と 'Getting to Know You form' が送られてきますので、記載して返信し、予約します。

その流れは、こちらのページに書いてあります。

料金も書類に記載されています。
個人的にはたいへん良心的なプライスだと思います。人気の雌や珍しい毛色だと10%くらいアップし、かなり待たされます。

子犬の値段と同じくらいの航空運賃がかかります。
その他、通関等に多少費用がかかります。



▲10 months old

▲11 months old

▲14 months old

▲19 months old

▲2 years old


わが家のパセリは、サイズはミディアムで、被毛はウェィビー・フリースコートです。
カラーは、多分パーチメント/羊皮紙色だと思います。チョコとかカフェオレ色を希望したのですが…

サイズ、コート、カラーに関しては、当然ですが、リクエスト可能です。

カラーは、コートチェンジといって、大人になるとパピーの頃とまったく変わります。パセリも最初はブラウンでした。
(写真を時系列にまとめてみました)

ラトランド・マナーでは、離乳するとすぐ生肉と生骨を与えます。そしてこのスタイルをずっと続けることを推奨しています。これがきちんとしたブリーダーの証しですが、犬の健康とQOLの向上のために、生肉、生骨と天然素材は必須です。

ラブラドゥードルというとラブラドール・レトリーバーとプードルが両親のミックスのようにお考えの方も多いのですが、実はこれ以外の犬種の血も入っています。さらにインブリードはしていませんので、遺伝的に強い個体がつくられ、疾患のリスクも少ないように思います。

訓練性能は抜群で、コマンドに的確に従います。30年近く、何頭もラブラドール・レトリーバーを飼ってきましたが、ラブたちがまったく頼りなく思えるほどです。(PJゴメン)

非常に明るい性格ですが、フラットコーテッド・レトリーバーほどハイパーではなく、家庭で飼うなら最高の犬種でしょう。

ただし、きちんとトレーニングしなければなりません。
訓練は誰がするのか、フォームに記入欄があったりします。

ビバリーは、すぐにきちんと訓練しないと、単なるいたずら小僧になるよと言っています。うちでは、自分でやってますが…

日本には、避妊、去勢済みのタトゥーを耳に、そしてマイクロチップを埋め込んでやってきます。

グルーミングは、ちょっと前のブログの記事に書いたとおりです。
毎週定期的に「潮干狩りに行けそうな形状のコーム」©mojyazou やスリッカーで手入れをすると、毛玉もさほど気にならなくなります。

2010年02月20日

オーストラリアン・ラブラドゥードルって
本当のところ盲導犬としてどうなの?

しばらく前に、盲導犬のユーザーから、
オーストラリアン・ラブラドゥードルの盲導犬
としての適正について問い合わせがあった。

そもそもが犬アレルギーを持つ視覚障害者のために
メルボルンの盲導犬協会の関係者が中心になって
作出したという歴史がある犬種だから、盲導犬として申し分ないはずだ。


RutlandManorAmberTherapyDogHospital.jpg
▲'photo courtesy Rutland Manor Australian Labradoodles in Australia'


最初に生まれた白い子犬は、盲導犬として
ハワイで10年以上も活躍したと言われている。

ラブラドールの従順で粘り強い性格、プードルの
聡明で快活な気質を受け継いだのだから、
まさにうってつけ。

当初の狙い通り、アレルギーを起こしにくい犬種
として、いまや犬アレルギーをかかえる障害者の
介助や、心の病気の子供たちをケアするために、
世界中で活躍している。



▲パセリだって、もの思いに耽る。


盲導犬としてどうかと問われると、能力や気質に
ついて口をはさむ立場にはないので何とも
言えないが…

ただ、抜け毛が少ないから扱いやすいと思われ
がちだが、抜け毛が少ないこととメンテナンス
しやすいこととは別の問題だ。
早い話が、非常に手間はかかる。

口の中に入ることで歯周病等の原因になりかねない
口周辺の長い毛、食べ物焼け、目を覆う被毛、ちょっと
手を抜くとすぐにはびこる毛玉、耳の問題、時間の
かかるシャンプーとブロー、雨の日の足の汚れ、
毛がじゃまして非常に切りにくい爪etc.



▲部分的に従順で粘り強い性格の、わがPJ


ラブラドールなら、換毛期以外であれば、ほとんど
ブラッシングだけでこと足りる。
でもオーストラリアン・ラブラドゥードルは
そうはいかない。

これらのことは、欠点というよりは、むしろその手入れ
こそがこの犬種と過ごすための楽しみのひとつなのだが、
目に障害のある人はそうはいかないのではないか。

ぜひとも日本で盲導犬として活躍させてあげたいが、
日常のグルーミングを考えると、セラピードッグや、
ユーザーを選ぶけれど、介助犬向きかなと思う。

ラブが与えられた仕事に喜びを見いだすタイプなら、
オーストラリアン・ラブラドゥードルは、人を喜ばす
ことに生きがいを見つけるタイプ。

パセリやラーラがオーストラリアから来る大分前に、
とある団体にドゥードルドッグス・ジャパンから
この犬種を毎年、何頭か寄贈したい旨を申し上げたが、
実績がないということで丁重に断られた。

そのようなことを、きちんと説明して、あえて、
盲導犬には不向きだと、回答させていただいた。

2009年03月24日

恐るべし長さ10センチのまつげ
切るべきか?切らざるべきか?

パセリの顔がむさくるしくなってきたので、“スプリングカット”に挑戦。
何のことはない、マズルや耳の内側の毛を少しカットしただけだが、すっきりした。


▲ビフォー。


▲アフター。(あまり代わりばえしないかも)

パッドや肛門周辺の毛は、時々カットしていて、この辺の処理は
多少失敗したところで、さほど問題がないので大胆にできる。
排便時に汚れが付かないようにとか、歩くとき滑らないようにとか、
機能優先なので難しくない。

オーストラリアン・ラブラドゥードルは、FCI(国際畜犬連盟)とは、
たぶん無縁の犬種のはずだから、プードル、ミニチュア・シュナウザー、
エアデール・テリアなどのような“トリミング犬種”であるとか、
シー・ズー、マルチーズ、ヨーキーのような、フルコートを
保つ必要がある“グルーミング犬種”だとかは、一切気にしなくてよい。
好き勝手にできる、いわゆるペットカットでOKなのだ。

とはいうものの、ケッコー難しい。
なんせ、放ったらかしだから、まつげの長さは軽く10cmを超える。
10cmですよ、10cm。
何か必要があってこの長さなのか?
カットしても支障がないのか?
うーむ。


▲まつげのビフォー/長さ約10cm。


▲まつげのアフター/約4cmにカット。


PS. 下記の番組で、「どら弁当ポチ」が紹介されます。
   3月27日 【太田光の私が総理大臣なら】
  4月22日 【クイズ 雑学王】

【爆笑問題の検索ちゃん】のネタになった時に見損ネタので、今度は見るぞ。
それにしても、すべて爆笑問題。どうして?

2009年03月21日

ちょっと想像を超えていた
オーストラリアン・ラブラドゥードルの毛玉

事情があって、パセリのグルーミングを1週間ほどお休みした。
簡単な手入れだけで、あとはおかまいなし。

今朝、いつもの河川敷から帰ってきて、ブラッシングをはじめたところで、
背中のしっぽの付け根あたりに、強烈な毛玉、発見。
それも、ちょっと途方にくれる毛玉地帯の様相。

この毛量、この毛質なので、当然、覚悟はできている(つもりだった)。
たとえば、脇の下とかは多発ポイント。
直径7〜8mmの薄っぺらなタイプができやすい。
でも、ふだん普通に手入れをしていれば、このサイズまで成長する毛玉は滅多にない。
だからサボれないと…。

パセリの毛玉対策は、こうだ。
まずはブラッシングスプレーをして、いちばん荒いクシでコーミング。
次は、ていねいにスリッカーでブラッシング。
これでおしまい。


▲左2本がスリッカーブラシ。右がマットブレーカー。

スリッカーをかけることで、毛玉予備軍はほとんど退治できる。
ここで見逃すと、ごろごろとした直径10mmくらいの毛玉になることがあるけれど、
マットブレーカー(毛玉カッター)で毛玉をタテに割ってから、スリッカーをかけると
毛玉はなくなる。

本日発見の毛玉群。
マットブレーカーなんて、もはや何の役にも立たない。

毛のかたまりが大きすぎるのと、汚れが絡んで密度が増して、毛のもつれなどという
状況を逸脱しているので、まったく歯(刃?)が立たないのだ。
しょうがないので、毛玉をハサミでタテに7〜8mmくらいの間隔でカット。
これをスリッカーでほぐすことに。

パセリをなだめすかして1時間半。毛玉消滅。いやはや。

こんな頑固なかたまりは25年ぶり。
オールドイングリッシュ・シープドッグの【パフ】以来だ。
フラットコーテッド・レトリーバーの【シャギー】は、長毛だけど毛玉で苦労した記憶はない。
(蛇足ながら、この子は成犬でうちに来たので、名前が【P】で始まらない。)

もちろんPJは、短毛なので毛玉のケの字もない。
が、歴代の【ペッパー】&【パブロフ】というラブラドール・レトリーバーの毛に
泣かされたお話は、別の機会に。


▲毛玉とは無縁のPJです。

PS. もしかしたら、今回の騒動が“コートチェンジ”開始のサインかも。
  だとすれば、根元からきちんとブラッシングして、子どもの毛を取り除き、
  大人の毛の通りをよくしてやる必要がある。

2009年02月09日

オーストラリアン・ラブラドゥードルの
Lalaの写真が届いた

Lalaは、去年の8月に、ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルのブリーダー、
ラトランド・マナーから、パセリといっしょに日本にやって来た女の子だ。

Lalaが5月8日生まれ、パセリは5月10日生まれで、同胎犬ではないけれど、
成田に着いた時は、ともに13週齢だった。

もともとLalaはミニチュアサイズで、パセリはミディアムサイズの予定?なのだが、
どちらも現在の体重は13kg前後で、今のところほとんど差はない。

ラトランド・マナーによると、オーストラリアン・ラブラドゥードルの
サイズのガイドラインは下記の通りだ。

ミニチュア
体高:35.6cm-40.6cm
体重:10kg-15kg

ミディアム
体高:40.6cm-48.3cm
体重:15kg-18kg

Lalaの体重が今のあたりで安定し、パセリはもう少し増えそうだが、
この先どうなるのか、まったく予測がつかない。

パセリはこちら。

ついでにPJです。

2008年12月01日

オーストラリアン・ラブラドゥードルの
トイプードル仕立て

寒くなったからという訳ではないのだけれど、PJの幼犬時代に友人の奥さんからいただいたセーターを引っぱりだしてきて、パセリに着せてみたらトイプードルみたいになった。

現在10.8kgのパセリは、想像以上にフワフワしているのでパッと見17〜18kgくらいの感じがする。
でも、オーストラリアン・ラブラドゥードルの本来の体型は、上のセーター姿の全身ショットそのものなのだ。

パフというオールドイングリッシュシープドッグは、わが家の25年ほど前ころの愛犬なんだけれど、このむく犬の元祖みたいな犬種は、ムクムクはしてたがフワフワ感はパセリほどなかったような気がする。コートのタイプがまったく違うので比較しても無意味だが、たとえて言えば、コットンとカシミヤくらいの違いがある。

トイプードルルック?お披露目のついでに、ミニチュアシュナウツァールックも、思いきって、公開しよう。

和田アキ子が歌うカールのCMに出てくるひょっとこのホッカムリみたいなものは、古いTシャツ利用(切っただけ)の、一応、スヌード(のつもり)。
動き回るとこそ泥みたいでけっこう笑えるし、十分機能しているので、実のところたいへん重宝している。

大好きなフランス鴨の、首の肉付き軟骨を“生”でいただく至福のひととき。

パセリの足もとは、愛犬の足腰によろしいノンスリップの“MILDTEXコーティング”処理をしたウッドカーペット。
ジャパンコーティングという会社から、近々、発売される予定なので期待してほしい。

2008年11月10日

PJとの会話
「コートチェンジあるいは脱皮?」

PJ:   パセリはヨーダに似てるね。

パパ:  それはないと思うよ。それを言うならチューバッカだよ。

PJ:   オーストラリアン・ラブラドゥードルってみんなこんな顔なの?

パパ:  トリミングする前はチューバッカ系が多いね。

PJ:   トリミングしたら?

パパ:  いっぱい載ってるサイトがあるから、Galleryってとこ見てみたら。
     オバマさんのファーストドッグで話題沸騰のゴールデンドゥードル
     載ってるから、要チェックだよ。

パパ:  でもパセリの場合、もう少しで大人のコートになるから雰囲気が変わるかも。

PJ:   何それ?

パパ:  生後8カ月から14カ月の間のコートチェンジのこと。

PJ:   コートチェンジ?

パパ:  いわゆる脱皮かな?

PJ:   脱皮って?

パパ:  子供から大人に変わる儀式さ。

PJ:   ラブには、そんなのないよね。

パパ:  いや、おまえはそろそろした方がいいと思うけど。

2008年11月05日

PJとパセリの会話
「歯の生え換わりについて考える」

PJ:   乳歯が抜けはじめたんだって?

パセリ: 28本が、42本になるんです。

PJ:   ぜんぶ生え換わるのに1年かかる子もいるらしいよ。

パセリ: ふーん。

PJ:   パパがやたら硬いものをくれるだろ。

パセリ: うん。

PJ:   あれは、歯の生え換わりを助けるためなんだ。

パセリ: すごく硬いです。

PJ:   仔牛の筋とか馬のアキレスとかSPF豚の食道とかだよね。

パセリ: SPFって?

PJ:   よく分かんないけど、特定の病原体を持ってない豚らしいよ。

パセリ: ふーん。

PJ:   好きじゃないの?

パセリ: 鴨ネックがいいです。

PJ:   そりゃ生骨だからね。

パセリ: ママが、PJは5〜6回噛んだだけであんな大きなものを
     飲み込むけど、ぜったいマネしちゃダメだって。

PJ:   子供はやめた方がいいかも。

パセリ: PJさんはいいの?

PJ:   まーね、大人だからね。

パセリ: 早く大人になりたーい。

PJ:   乳歯があるうちは、まだまだ子供。

パセリ: ママの作りかけのミートローフぜーんぶ食べたりとか、
     いたずらばっかでまだまだ子供って、だれのことですか?

PJ:   さあね。

2008年10月13日

PJとパセリの会話
「しつけ教室」

PJ:   どう、しつけ教室?

パセリ: おもしろかったです。

PJ:   なんの勉強したの?

パセリ: ツケとうしろからの抱っこと
     テーブルの上でひっくり返ること。

PJ:   うまくやれた?

パセリ: うん。

PJ:   ちゃんと勉強しないと、あとで泣きを見るよ。

パセリ: ふーん。

PJ:   人の世界で生きてゆくには、
     ルールを知らなきゃいけないんだ。

パセリ: ルール。

PJ:   人と楽しく暮らすための、
     社会生活の決まりってやつだよ

パセリ: ママが一生懸命、勉強してました。

PJ:   ママは人間の世界で生きてゆくための勉強が
     ちょっと足りなかったのかもね。

パセリ: PJさんは?

PJ:   ほとんどカンペキだね。

パセリ: いつも注意されてますけど。

PJ:   猫を見ると、つい…。

パセリ: それだけですか?

PJ:   うるさいちびイヌとかも…。

パセリ: みさかいがなくなるんですよね。

2008年10月06日

PJとパセリの会話
「食欲の秋」

PJ:   最近ずいぶん大きくなったという噂だね。

パセリ: きのう、体重8.5Kgでした。

PJ:   ふーん。

パセリ: いつも2倍の体重分、食べます。

PJ:   ということは、きのうは体重17Kgの成犬と同じ量の
     ご飯を食べたわけだ。

パセリ: ママがグラフ作りました。

PJ:   体重とご飯の量が一目で分かるグラフだね。
     成長が早いから、たいへんだよね。

パセリ: 子イヌを空腹にしてはいけないって。

PJ:   いいね、いいね。
     こっちもそうしてほしいね。
     
パセリ: 子イヌって言ってました。

PJ:   あ、そう。

パセリ: いつもおなかすいてるんですか?

PJ:   食欲の秋だからね。

パセリ: 秋だけですか?

PJ:   まあね。

パセリ: PJさんも、もっとご飯もらえばいいのに。

PJ:   無理だね。
     動いた時にあばら骨がうっすら見えるのが理想とか言って、
     1週間の量が決まってるんだ。

パセリ: お気の毒です。

PJ:   パセリみたいに毛の長いイヌに生まれたかったよ。

パセリ: どうしてですか?

PJ:   あばら骨が見えないじゃん。

パセリ: 毛の長いラブ?

PJ:   ワイマラナーは短毛と長毛がいるし…

パセリ: 長い毛のPJさん、気持ち悪いです。

2008年09月29日

PJとパセリの会話
「初シャンプー」

PJ:   で、どうだったシャンプー?

パセリ: 耳にいっぱい水が入ってびっくりしました。

PJ:   大丈夫、大丈夫。

パセリ: ホント?

PJ:   泳いだ後とおんなじで、ブルブルしたら耳の中の
     水が出てくるし、ドライヤーで中まできちんと
     乾かしてもらえるから、ぜんぜん問題ないよ。

パセリ: よかった。
     どうなるかと思いました。

PJ:   最初はね、心配だよね。
     でも次は、硫黄の入った薬用シャンプーで
     耳の中まで洗うことになると思うよ。

パセリ: PJさんはしないんですか、シャンプー?

PJ:   パセリだけみたい。

パセリ: どうして?

PJ:   家族のだれかが我慢できなくなるまでしない、
     というのがウチの方針らしいからさ。

パセリ: じゃどうしてパセリは、きょうしたの?

PJ:   してみたかったんだと思うよ。

パセリ: ふーん。

PJ:   でも、別人みたいだよね。

パセリ: 鏡を見たら、怪しいヤツがいて
     吠えてしまいました。

PJ:   パセリって、小林さんみたいな顔だったんだ。

パセリ: だれですか、その人。

PJ:   パパのお仕事関係。

パセリ: PJさんも、最近優しい顔つきになってきたって
     会社のキクチさんが言ってました。

PJ:   パセリの面倒、よく見てるからかな?

パセリ: おなじ精神年齢のように、遊べるからだそうです。

PJ:   ………。

2008年09月15日

PJとパセリの会話
「秋の連休」

PJ:   湖って、どう?

パセリ: ピンとこなかったです。

PJ:   そう?

パセリ: PJさんが、泳ぎのお手本、
     見せてくれると思ってました。

PJ:   出かける前に、きょうは水に入らないでねって
     言われたんだよ。

パセリ: ビビったのかと思いました。

PJ:   まさか。
     川は流れがあるし、海は塩辛いし、
     湖がいちばんなんだけどね、初心者には。
     ま、いずれ実力が分かるからさ。

パセリ: 遠かったです。

PJ:   もっと近けりゃ、毎週、行けるのにね。

パセリ: 毎週、泳げます。

PJ:   パパのお友達が生まれたところは、
     10000 Lakesというところで、
     一家にひとつづつ湖があって、イヌも猫も
     水上スキーやってるんだって。

パセリ: そういうところに住みたいです。

PJ:   ドライブは、どう?

パセリ: うん、美術館のまわりも散歩できたし、
     お馬さんにも会えたし…

PJ:   ああいう厩舎にはジャックラッセルが
     いるはずなんだけど、いなくてガッカリ。

パセリ: またジャックラッセルですか?

PJ:   日曜日、トレーニングパークに行った時、
     せっかく連中がいたのに、遊べなかったし…

パセリ: 別の場所で遊んでました。

PJ:   いまさらラブたちと遊んでもしょうがないじゃない。

パセリ: でも同じチョコラブのWakoさんは、
     ツケとか、上手でした。

PJ:   あそこで暮らしてたら、あれくらい
     誰でもできるって。

パセリ: PJさんもですか?

PJ:   そうだよ。

パセリ: あんなにツケが上手くなるなら、
     ここでやっかいになるのも
     悪くないねって、パパとママが
     話してました。

PJ:   エッ?

パセリ: やっかいって、なんですか?

PJ:   知らないっ!

2008年09月11日

PJとパセリの会話
「夏の終わりに思うこと」

パセリ: PJさんが最近、元気ないって
     ママが心配してましたよ。

PJ:   ふーん。

パセリ: どうかしたんですか?

PJ:   このまま夏が終わると思うと悲しくて…

パセリ: なんですか、それ?

PJ:   もう一度、海に行きたいってこと。

パセリ: 海、好きなんですね?

PJ:   まあね。
     ことしは、ボディボードに挑戦しようかと
     思ってたんだけどね。

パセリ: すごいですね。

PJ:   サーフィンとかやってる連中もいるし、
     わが家の先輩犬のペッパーさんは、ジェットスキーに
     乗ってたらしいし、パブロフさんやシャギーさんは、
     ヨットで隣のマリーナまで行ったことがあるんだって。
     だから、なんかやろうと思ってたんだ。

パセリ: こんどの連休、連れてってもらったらどうですか?

PJ:   パセリが泳げないから、海とか川は行かないと思うね。

パセリ: パセリは、海見るだけでもだめですか?

PJ:   海行って泳がないんじゃ、意味ないじゃん。

パセリ: じゃ、パセリも泳ぐ。

PJ:   泳いだことないよね。

パセリ: うん。

PJ:   少し練習すると、だれでも泳げるんだけどね。

パセリ: むずかしそうですね。

PJ:   そんなことはないさ。
     ただ、海の水は絶対飲んじゃいけないんだ。

パセリ: どうしてですか?。

PJ:   塩分が多すぎるんだよね。

パセリ: うん、うん。

PJ:   パセリには、ウォータードッグが祖先のプードルや
     アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
     われわれラブの血も入ってるから、泳ぎは心配ないけどね。

パセリ: 海、行きたーい。

PJ:   でも練習するなら、最初はきれいな川とか湖がいいよ。
     水飲んでも問題ないし、帰ってからのシャンプーも楽だしさ。

パセリ: 川とか湖、行きたーい。

PJ:   この連休がチャンスだよね。

パセリ: PJさんは、最初から上手に泳げたんですか?

PJ:   もちろん。

パセリ: 海の水とか飲んだことないんですか?

PJ:   そうだよ。

パセリ: すごいなー。どうやったらPJさんのように
     最初からうまく泳げるようになるのかなー。
     パパに聞いてみよっと。

PJ:   ドキッ!

2008年09月07日

PJとの会話
「ストレスについて」

パパ: 最近、全然いうことを聞いてくれないけど?

PJ:  別に。

パパ: 今朝だって、パセリのトレーニング中に突然、
    走り出すもんだから、
    パセリまで付いていってしまったじゃないか。
    なんか、不満でもあるの?
    それともストレスかな?

PJ:  別に。

パパ: 前は、こんな子じゃなかったじゃない?

PJ:  別に。

パパ: じゃあ、さっきはどうしたの?

PJ:  ツバメが目の前を低空飛行したから…

パパ: あの時は、マテがかかってたでしょ?

PJ:  パセリのマテかと思った。

パパ: なに言ってんの。お前のマテだよ。

PJ:  ふーん。

パパ: そのあとも、また、突然、突っ走ったじゃない?

PJ:  あれは、チョウチョが目の前を…

パパ: あの時も、PJのマテだからね。
    ちゃんとアイコンタクト、したでしょ?

PJ:  うん。

パパ: パセリは、まだ筋肉がきちんとできてないから、
    お前の突進にくっいていっしょに走ったら
    ほんとに危ないの。

PJ:  ふーん。

パパ: その辺をきちんとわきまえてくれないなら、
    今後はいっしょに連れてかない。
    分かった?

PJ:  うん。でも…

パパ: なに?

PJ:  今日は、成犬のトレーニングパークに行けると
    思っていたんだけど。

パパ: 残念でした。今日はスクールが訓練大会出場のため、
    臨時休業だったの。
    先週、言わなかった?

PJ:  聞いてない。

パパ: そうか耳まで悪くなったんだ。

PJ:  来週は、大丈夫?

パパ: 雨が降らなきゃね。

PJ:  ぜったいジャックラッセル追っかけて、
    今日の分まで発散してやる。

パパ: そう?でも、パセリもいっしょに行くことになるから、
    ジャックラッセルは成犬でもちっちゃいし、
    パセリたちのチビグループかもしれないよ。

PJ:  エッ!

パパ: パセリが来る前はそうだったじゃない。
    ゴールデンとかシェパードとかラブとか秋田犬とかの、
    中型犬・大型犬の場所で遊んだの忘れたの?

PJ:  ……。

2008年08月31日

PJとの会話
「社会性について」

PJ:  午前中、パセリとどこ行ってたの?

パパ: パピーの幼稚園。

PJ:  いいなー、PJも行きたかったなー。

パパ: PJはもう子イヌじゃないからダメなの。
    あれは、子イヌが社会性を養うところだから。

PJ:  パセリ以外のいろんな子イヌと遊びたかったのに。

パパ: ほんとうは、PJも連れて行こうと思ったんだけど、
    成犬のトレーニングパークの方は、
    雨でグジャグジャかな?と思ってやめたんだ。

PJ:  で、グジャグジャだったの?

パパ: まあね。

PJ:  なんか、あやしいなー。

パパ: こんど晴れた日に、いっしょに行くからさ。

PJ:  パセリは、他の子たちと遊べたの?

パパ: ジャックラッセル、ゴールデン、ブルドッグ、ボーダーコリー、
    ボクサーとか、3カ月くらいの子イヌがいろいろいて、遊んだよ。

PJ:  ジャックラッセル、いいなー。
    ああいうすばしっこいやつらと遊びたいなー。
    パセリは、なんかのろまでヤだよ。

パパ: いつもお前の方が追っかけられてるような気がするけど。

PJ:  あれはわざとやってんの。
    いつもパセリが負けるとかわいそうじゃん。

パパ: でも、ヒーヒー言ってるのはPJの方じゃないのか?

PJ:  ポーズ、ポーズ。

パパ: ふーん、PJもパセリが来たおかげで、やっと大人になった気がするね。
    パセリに遊んでもらって、ちょっとは社会性が身についたってとこかな。

PJ:  ドキッ!

2008年08月20日

PJとパセリの会話
「半断食について考える」

パセリ: PJさん、この間やった半断食ってなに?

PJ:   1週間に1回、夕食を抜くことだね。

パセリ: なんでそんなことするの?

PJ:   われわれの祖先のオオカミは、野生動物で、常に食べものに
     ありつけたわけじゃないから、それを再現してるらしいよ。

パセリ: ふーん。それで、なんかいいことあるんだ。

PJ:   食べないことで、からだが浄化され、バランスが整い、免疫や
     自然治癒力が高まって、健康で長生きできるんだって。
     分かった?

パセリ: ぜんぜん分かんないけど、つらそうだったね。

PJ:   最悪だよ。前の晩から肉なしで、カッテージチーズだけ400gも
     食べさせられて、次の日、軽い朝食はあるけど、空腹で死にそうになるよ。

パセリ: 死にそうになるんだったら、からだに悪いような気がするけど。

PJ:   断食はイヌの臓器に光を与えるとかなんとか言っちゃって、
     最大の楽しみの食事を奪われたら、臓器には光が与えられるだろうけど、
     目の前は、真っ暗だっちゅうの。

パセリ: パセリもするのかな?

PJ:   7カ月以下のチビと12歳以上のシニア犬はやらないんだ。

パセリ: よかった。

PJ:   この苦しみは、猿から進化した人間も味わうべきだと思うね。
      特に、メタボ気味のパパとママはね。

2008年08月19日

PJとパセリの会話
「オーストラリアン・ラブラドゥードルて何だ?」

PJ:   パセリの犬種のオーストラリアン・ラブラドゥードルて何なんだ?

パセリ: PJさんと同じラブラドール・レトリーバーと、プードルのミックス
     って言われてるけど、それは単なるラブラドゥードルなんだって。

PJ:   ふーん、パセリは単なるラブラドゥードルじゃないんだ。

パセリ: オーストラリアン・ラブラドゥードルって、人間をサポートする
     という目的が最初からあって、計画的に作られたイヌだって
     ビバリーさんは言ってたよ。

PJ:   じゃあ、流行の1代ミックスの“なんちゃって犬”とは、
     違うってことかい?

パセリ: そうだよ。
     ラブとプードルの他に、アイリッシュ・ウォーター・スパニエル、
     コッカー・スパニエル(イングリッシュとアメリカン両方)、
     ソフトコーテッド・ウィートン・テリアの血が入ってるらしいよ。

PJ:   そんなややこしいこと、なんでしたんだ?

パセリ: さっきも言ったけど、人間をサポートするために、毛が抜けにくくて、
     犬アレルギーの人でも大丈夫なようにするためだよ。

PJ:   サイズが3種類あるのも、そのことと関係あるのかい?

パセリ: よく分かんないけど、たぶんそうだよ。
     パセリは、ミディアムだけどね。

PJ:   じゃあ、大人になったら、どのくらいの大きさになるんだ?

パセリ: たぶんPJさんより、少し小さいくらいかな?

PJ:   カラーはどうなんだ?最初チョコって噂だったのに、血統書を見て
     Choc/cafeって書いてあるんで、パパとママは悩んでたぞ。

パセリ: パセリにも分かんないんだ。
     カフェだったら、毛色がちゃんと出るまで3年はかかるらしいし…。

PJ:   ずいぶんややこしいんだな。

パセリ: 被毛とかもいろいろあるけど、ややこしいから言わない。

PJ:   せっかくここまでしゃべったんだから、言えよ。
     
パセリ: うん。被毛は、フリースコート、ウールコート、フラットコートの
     3タイプあるんだ。
     そのフリースコートには、さらにウェービーとカーリーの2つあって、
     その……

PJ:   はい、はい。もういいって。

パセリ: PJさんとのいちばんの違いは、シングルコートだから
     毛が抜けにくいんだ。

PJ:   へー、そりゃいいね。
     この抜け毛には、さすがに自分でもうんざりなんだ。

パセリ: ただ、気質は祖先のラブラドールさんの、いいとことって、
     従順で穏やかです。

PJ:   さすが、ラブだね。

パセリ: PJさんが、従順で穏やかかどうかは別だけど。

PJ:   言うねー。じゃあ、パセリのことでママたちが心配してたこと、
     言ってあげようか?
     
パセリ: どうじょ。

PJ:   ラトランド・マナーからの手紙に書いてあったことだよ。
     オーストラリアン・ラブラドゥードルは、
     早めのトレーニングが基本です。
     非常に賢く、学習するのも早いが、注意しないと、
     して欲しくないことまで、すぐ学習してしまいます。
     早めにトレーニングをしないと、魅力的な素晴らしい赤ちゃんが、
     行儀の悪い腕白小僧に成長するのを見ることになるでしょう、
     だって。

パセリ: なんだ、そんなことか。PJさんは、もしかして、
     早めのトレーニング、してもらってないんだ。

PJ:   ギョッ!

2008年08月15日

パセリ到着

先週末、パセリがわが家にやってきた。

飛行機が遅れて、成田に1泊するハメになって心配したけれど、クレートから出すやいなや持参したカッテージチーズを残さず食べてくれて、とりあえず元気でひと安心。

ちょっと見、ラトランド・マナーのサイトに掲載された写真よりも明るくて、カフェオレみたいな毛色だ。
左の耳の内側に、◯に斜め線のタトゥーがあって、これはディセックス(避妊・去勢)の印=desexing tattooで、なかなかチャーミング。(普段はまったく見えないが…)

わがファミリーの寵愛を一身に受けていたPJは、突然のお転婆娘の登場に立場がビミョーに。
待遇が変わるようなら、こちらにもそれなりに考えはあるみたいな態度だ。


写真上:検疫場でこれからマイクロチップのスキャン。
右がパセリ、左の子は今回オーストラリアからいっしょに来たラーラ(ミニチュア)だ。

2008年08月03日

アメリカとオーストラリアのパセリの姉妹

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'photo courtesy Rutland Manor Australian Labradoodles in Australia'

パセリが来るまで、本人がらみのネタがないので、兄妹の話題でも。

5月10日に生まれたASDオーストラリアン・ラブラドゥードルの同胎7兄妹は、アメリカ、シンガポール、日本、オーストラリアと、あちこちに散らばった。
(パセリはまだ日本にいないけど)

上の立派な額に入った子は、ラトランド・マナーに残ったIrish Beautyという名前の女の子で、繁殖犬として将来を嘱望されている期待の星だ。

どこかのブリーダーに行く予定だったけれど、残すことに決めたらしい。


'photo courtesy Rutland Manor Australian Labradoodles in Australia'

アメリカの災害救助隊の"Squad 16 Chicago"に配属?されたScoutという女の子は、災害救助犬の候補生だ。
近い将来、Scoutが上の写真の災害用救助車両に乗って現場に急行する勇姿を見ることができるはずだ。

この2頭は、逐一Webサイトにアップされるので、その活躍を確認することができる。

さて、わがパセリは…?

2008年07月30日

生後3カ月め以降の子イヌに
社会性を身につけさせるのは難しい


'photo courtesy Rutland Manor Australian Labradoodles in Australia'

生後3カ月めまでに子供、大人の男性、他の動物に頻繁に会わせていないと、生涯、彼らと友好な関係が築けない。イヌの行動学の定説らしい。

その、ちょうど3カ月めでパセリがわが家にやってくる。

うちの歴代のイヌたちは、この限られた時期に猫と接触させなかったがために、猫に対しては一生攻撃的な態度をとり続けることになった。

イヌたちが、社会の一員として必要な素地を学習する最初の期限が、3カ月めなのである。

子イヌの入手は7週齢が理想とされているので、引き取ってから3カ月齢になるまで、社会性を身につけさせるために飼い主があらゆる手段を講じなければいけないのだが、パセリにはその期間がない。

パセリは、いわゆる“学習の期限切れ”でやってくるのだけれど、そこはラトランド・マナーのこと、きちんと対応してくれている。

子供をはじめとする人間や他の動物ともたびたび接触させているし、6週齢になると、TVの音はもちろん、エンンジンノイズ、爆発音、騒音などを、時には大音量で聞かせたりしている。

クレート訓練をかねて、空港のトーイングトラクターシミュレーションもやっている。
パピーたちを母親といっしょに、クレートごと手押し式の四輪車やジョンディアのゲーターにのせ、ガラガラいわせながら練り歩くのだ。
これなら空港のトーイングトラクターも怖くない。

“活犬”空輸のために何度か経験したことがあるけれど、実際、成犬でも飛行機から降ろされ貨物の検査場まで移動する際の、あのガタガタ、ガラガラにビビるヤツは多いと思う。

ビビる程度ならいいけど、この恐怖と不安がチビの「刷り込み」となったら、生涯、影響が残る。
この時期は、恐怖の観念とかが非常に刷り込まれやすい時期なので、ちょっと間違えると恐怖心や臆病な性格を持つイヌにならないとも限らない。

ちなみにANAの空輸の送り状には、イヌの場合、品目:動物、内容品:活犬、OTHER CHARGEには“檻代=XX円”と記載される。活犬とオリですよ!

猫に関しては、ラトランド・マナーから最初に届く申込み用紙/お願いリストに、家族構成、飼育歴やこれからの食餌のスタイルを記入した時に、Any Special Needs?という項目があったので、可能な限り猫と遊ばせてくださいと書いたので心配はしてないが…。

とりあえず第一段階の社会化を勉強してから、パセリはやって来る。

写真:
オーストラリアン・ラブラドゥードルのパピーは、子供たちとも頻繁に遊ぶ機会がある。

2008年07月16日

ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルの
パセリをよろしく


'photo courtesy Rutland Manor Australian Labradoodles in Australia'

動物の輸入に関する届出の受理が確定して、いよいよパセリの入国がスケジュールにのった。
ご覧のチョコレート色のパピーで、8月上旬にやってくる。

パセリの母親のTahliaは、ラトランド・マナーの将来を担う美しいパーチメントカラー(羊皮紙色)のASDオーストラリアン・ラブラドゥードルで、アイリッシュ・ソフトコーティド・ウィートンテリアの血が入っているらしい。

ちなみにTahliaのサイズはミディアム。コートタイプはウェイビーフリース。

ウェイビーフリースというのはパピーのころは直毛ぽいので、カーリーコートのパピーにくらべるとやや地味な印象だけれど、成犬になるにつれ、かすかにウェイブがかかり美しい理想的なコートになるんだとか。
アンダーコートのないシングルコートだから手入れも簡単(なハズ)。

5月に、すみれ色がほんのり漂うパーチメントの母親とアイスドキャラメルというカラーの父親から、チョコレート/パーチメントと、ゴールド/キャラメルのパピーが誕生した。

写真で見る限り、わがパセリが美しい理想的なコートになるかどうかは、今のところビミョー。

コートの色に関して、うちの子は見るからにチョコレート色なので、今後あまり変化はないと思われるけど、同胎の微妙な色合いの兄弟/姉妹たちは、「時間とともにカラーの秘密が明らかになる」と、ビバリーも言っている。

というわけで、パセリをよろしく。

2008年05月08日

ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルの
ミニチュアもいいね


'photo courtesy Rutland Manor Australian Labradoodles in Australia'

ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルは、ご存知の通りスタンダード、ミディアム、ミニチュアの3サイズ。
上の写真は、いちばん小さなミニチュア。体高:35cmから42cm。(といっても、比較するものがないので分かりづらいが。)
シェルティとほとんど同じサイズだ。体重はシェルティより2〜3kg重い。

他の2タイプの標準サイズは次の通り。

スタンダード/体高:53cmから63cm
ミディアム/体高:43cmから52cm

体重は、3サイズ通して7kgから30kgが理想。

上記のサイズは“Accredited Australian Labradoodle Breeders”のもので、以前に書いたビバリーのラトランド・マナーとは少し違う。
犬種が発展途上?のせいか、厳密には規定できてないのかも。
でも、「サイズが違っても、サービスドッグとしてのサイズ以外の見た目、穏やかな気質、運動能力は変わらない。」とビバリー。

サイトに載せるなら、以下のフレーズもついでに掲載してとのリクエスト。

RUTLAND MANOR AUSTRALIAN LABRADOODLES CAN COME TO JAPAN FROM AUSTRALIA! NO QUARANTINE NEEDED.

ラトランド・マナーは、オーストラリアからオーストラリアン・ラブラドゥードルをお届けいたします。検疫の必要はありません。
だそうです。

本家ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルについてはこちら

2008年02月04日

ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルの
"ASD"ってなに?


'photo courtesy Rutland Manor Australian Labradoodles in Australia'

ラトランド・マナーのビバリーから、ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルの成犬とパピーの写真が届いた。
買い物の手伝いや入院中の患者さんとのスキンシップなど、興味深いサービスドッグやセラピードッグとしてのお仕事中のショットなど他の写真は、準備中の別のサイトでいずれ紹介するつもり。
今回は、送られてきた中でいちばん気に入った写真を少し大きくアップロードする。
(クリックで拡大)

ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルは、一見はやりのデザイナーズドッグと同じ、純血種同士のミックスのはしりのように思われがちだが、無礼を承知で言わせてもらえば、ココロザシがその辺の「なんちゃって犬」とは違いすぎる。
一般的に、プードルとラブラドールのミックス(F1)は、いわゆるラブラドゥードルなわけで、世界中にいっぱいいる。
ということは、ここからが大事なんだけれど、ビバリーは次のように言っている。


「ラブラドゥードルには、たくさんの種類があります。
全てのブリーダーが創始者であるラトランド・マナーのように、ブリーディングをしているわけではありません。
重要なことは、全ての一般のラブラドゥードルがアレルギーフレンドリーというわけではないということです。
また、よく知られているラブラドゥードルの直感的に感じられる優しい気質も、
オリジナルのASDオーストラリアン・ラブラドゥードルだからこそ、持ち備えているものなのです。」


ちなみに
Aは、オーストラリア(Australia)
Sは、サービス (Service) 
Dは、もちろん犬!(Dog)

で、
ASDというイニシャルは、オリジナルの血統でアレルギーフレンドリーで毛が落ちることがなく、すばらしい性質と気質を備えた本物の血統の証のこと、なのだ。

元祖ASDオーストラリアン・ラブラドゥードルのサイトはこちら
http://www.rutlandmanor.com/

2007年09月27日

オーストラリアン・ラブラドゥードルのサイズ

オーストラリアン・ラブラドゥードルには下記の通り3種類のサイズがあります。
プードルの標準と比べてみました。
(スタンダードはフラットコーテッド・レトリーバーも比較)

■スタンダード
体高:48.3cm〜55.9cm/体重:20kg〜50kg
(プードル:45cm〜60cm/16kg〜25kg)
(フラットの雌:56cm〜60cm/27kg〜32kg)

■ミディアム
体高:40.6cm〜48.3cm/体重:15kg〜18kg
(プードル:38cm〜45cm/8kg〜15kg)

■ミニチュア
体高:35.6cm〜40.6cm/体重:10kg〜15kg
(プードル:28cm〜38cm/6kg〜7kg)

トイやティーカップは、さすがにおりません。

体高は、首の付け根あたりにある「キ甲骨」から前足元まで垂直におろした長さのことです。プードルに比べてラブラドゥードルの方が一回り大きいという印象です。

スタンダードかミディアムか3週間悩んで、大きくならないスタンダードというわけの分からないリクエストをしました。理解してくれてるかどうか?
体重の上限に50kgなんて書いてあるもんで、ビビってしまって…。

友人ちの64kgのミックスは、カラーが黒なので、まるで熊。あまりの大きさに「女性自身」に載りました。

追伸 オーストラリアン・ラブラドゥードルのスタンダードって、小柄なフラットの雌くらいのサイズですかね。これにあの被毛ですから、かなりの存在感。

2007年09月21日

ラブラドゥードルの申込書

ラトランド・マナーのビバリーから、オーストラリアン・ラブラドゥードルの申込書が届きました。
ビバリーは、オーストラリアン・ラブラドゥードルの共同創始者のひとりです。
Rm%20RM%20Application%201%2A.jpg

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▲クリックすると少し大きくなります。

●どうしてこの犬種を選んだか?
●誰がいつからトレーニングするのか?
●トレーニングの経験はあるか?
●どこで寝かせるのか?それはなぜか?
●何を食べさせるつもりか?
 ちなみに、ラトランド・マナーおすすめのフードという答えはダメ。
●なぜそれを食べさせるのか?
●子犬は1日何時間一人で過ごすのか?
●1日にクレートに入れておく時間は?
●家族に犬が恐いとか子犬を望まない人がいないか?
とかの質問に答えます。

カラーのチョイスです。

でもその前に
●アレルギー体質か?というのがあって
全然、ちょっと、重症のどれかに◯を付けます。
●カラーは
Black、Silver、Cream/s、Caramel、Chocolate/Cafe、Gold、Apricot、True Redから選びます。
True Redは滅多にいないので時間がかかります、なんて書いてあります。
●性別。
●サイズ。
ラブラドゥードルは、基本的にラブとプードルのミックスなので、MINIATURE、MEDIUM、STANDARDの3タイプいます。
そして
●軽い抜け毛はOKか?にYes・Noで答えます。
最後に
●コートタイプはどれにしますか?
WOOL-CURLY FLEECEかWAVY FLEECEかに◯。
ここには“WOOL-CURLY FLEECE”は激しいアレルギーでも大丈夫という説明があります。

長くなるので、コートタイプのことは後日、ご報告。

とりあえずデポジット入れて、子犬リストもらうことにしました。

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