« | メイン | »

meat.jpg

生肉


動物は本来、火の通っていない食物を食べて健康を保ってきたのだから、それが生物学的に適正なやり方だというのが生肉派のコンセプトです。一方、それは理解できるけれど、生肉は雑菌や寄生虫の心配があるし、食中毒防止のためにもボイルするべきだというのが慎重派の意見。 これに対して生肉派はこう反論しています。すなわち昔から生肉の習慣がある犬たちだから、健康であれば多少の病原体が体内に入っても体が生肉を代謝できるようになっているので心配無用と。

素性のはっきりした新鮮な生肉がコンスタントに入手可能なら生肉でもOKで(トキソプラズマ症の危険性がある生の豚肉は厳禁)、少しでも不安なら加熱が無難というところでしょうか。
どちらにしても肉だけというのは×で、生か軽くボイルした野菜ときちんと火を通した穀類、内蔵、骨、さらに必須脂肪酸と適当な栄養補助剤も加え、栄養のバランスを取るというのが生肉派です。
(BARF/生物学的に適正な食餌の提唱者、Dr.ビリングハーストは穀類は犬たちに不要といっているようですが。)
もともと雑食なんだから、毒といわれる食材以外のものを、それなりに栄養のことも考え、愛犬をよく観察しながらながら適当にやればいいんじゃないのという人もいます。

そんなことより市販の良質のドライやウエットのドックフードをきちんと食べさせるのが一番という人が大多数という統計もあります。




About

2007年10月09日 18:09に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「」です。

次の投稿は「」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35